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ピラティスとは?
ピラティスとは、ドイツ人のジョセフ・ヒューバータス・ピラティス(1880~1967)という男性が考案した、解剖学や生理学が考慮されており機能的な身体作りができるエクササイズです。
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ピラティスによる効果は?また、どのくらいで効果が出ますか?本当に効果は出ますか?
ピラティスエクササイズの効果はたくさんありますが、その中でも特徴のあるものを3つ紹介いたします。
元々の身体の状態やレッスンの回数によっても変わりますが、ピラティスさんの有名な言葉に「10レッスンで気分が良くなり、20レッスンで見た目が良くなり、30レッスンで全く新しい自分に生まれ変わります」というものがあります。本やDVDを使ってピラティスエクササイズを行っても、元々の自分の状態を把握することができないので効果が出ないことが多いです。専門知識があるピラティスインストラクターの指導を直接受けることによってどんな方でも効果が出ます。
そのピラティスエクササイズの効果とは、- 重力からの影響を受けにくい正しい骨や関節の配列(アライメント)を見出し、それらを正しい配列(アライメント)で支える、身体の深層部にある見えない筋肉(コア)を鍛えます。
それらの深層部にある筋肉(コア)は、身体の中ではまるで強い柱のような役割を果たします。
耐震構造という言葉をご存じだと思いますが、重い物を持ったり、手足が大きな動きをすることを地震に例えると、柱がしっかりしていないと、身体の大切な部分である腰まわりや、その中にある内臓は地震によって動かしたくない方向へ動いてしまい、様々な負担を受けることになります。身体のトラブルで言うと、ぎっくり腰や辛い腰痛、五十肩、内臓の働きが悪くなったりすることにつながることも多いのです。
ピラティスエクササイズによって日常生活、そして色々なスポーツや活動をする際の動作をしても安定した、ゆるがない強い軸を作っていくことができます。その結果姿勢もとても良くなります。 - 身体の中のあらゆる筋肉や関節を動かすことで血流を促し、身体全ての部位に栄養を与え、リンパの流れを促します。
身体の中には約600の筋肉、206の骨があります。加齢や日々の生活習慣や日々の動作が偏ってくると、その中で動かさない部分がでてきてしまいます。そういった動かされない部分は硬くなってしまい、硬くなった筋肉や骨、関節ではその周りにある血管やリンパ管の中を通る血液や老廃物が流れにくくなります。その結果、凝りや冷え、そしてむくみなどにつながります。それだけではなく、関節は動かなくなり、変形したりします。
ピラティスエクササイズでは、最初に、身体の中心部(体幹部)に近い筋肉、背骨や骨盤付近の関節全てをしっかりと様々な方向へ動かせるようになります。そして身体の中心部(体幹部)がしっかりコントロールして動かせるようになると同時に、身体全ての筋肉や骨、関節を協調させて動かすことにより身体中の血流を促し、老廃物をしっかりと排泄できるようになります。全ての部位に栄養が行きわたり、健康な状態を保つことができます。 - 正しい呼吸法を練習することで、自律神経のバランスを整え、姿勢を正し、代謝しやすい身体を作ります。
私たちはいつも無意識に呼吸をしており、呼吸なしでは生きられないのです。ピラティスではより効果的な呼吸法を練習しながらエクササイズを行います。意識して呼吸をしっかり行うことで自律神経のバランスが整い、リラックス効果がもたらされ、呼吸に関係する様々な筋肉や骨を動かし、特に肺は肋骨の中にあり、その肋骨を開いたり閉じたりしっかり動かせるように呼吸をすることで肋骨周りの筋肉もしっかり使えるようになります。また骨盤の下にある胴体部分(体幹)を唯一下から支えてくれる骨盤底筋群も、実は呼吸で使われる横隔膜と関係があるので骨盤角膜とも呼ばれていますが、呼吸によって鍛えられます。身体深部の筋肉(コア)の一つである骨盤底筋群もしっかりと鍛えられ、姿勢も良くなってきます。ピラティスの呼吸では多くの筋肉を使い、腹圧をかけながら行うので、その結果様々な筋肉が使われ内臓が刺激を受けて代謝しやすい身体を作ります。
- 重力からの影響を受けにくい正しい骨や関節の配列(アライメント)を見出し、それらを正しい配列(アライメント)で支える、身体の深層部にある見えない筋肉(コア)を鍛えます。
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体力に自信がありませんが大丈夫ですか?
ピラティスエクササイズは、重いダンベルを持ったり、いきなり素早い動作をすることはありません。その時点での身体中心部の深層筋(コア)の筋肉で支えられる動作から始まりますので、体力がなくても無理なく動けますし、少しずつ体力がついてきます。
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60代、70代でもできますか?
ピラティスガーデン銀座でのピラティスレッスンは少人数で行います。またピラティスエクササイズは無理のないゆっくりとしたストレッチなどから始まりますので、どんな年齢層の方でも問題なく続けられます。何か特別な疾患や既往症をお持ちでしたらエクササイズを始める前に主治医に了承を得た後で、担当のインストラクターにご相談ください。お客様の症状に合った動きをご紹介いたします。またお客様個人に合わせたエクササイズを行う、パーソナルでのマンツーマンのレッスンもご用意しておりますので安心してご参加いただけます。
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身体が硬いのですが、大丈夫ですか?
身体が硬い方ほど、ピラティスエクササイズをお勧めしています。硬い身体をそのまま動かさないでいるとどんどん硬くなり、動かなくなってしまいます。ピラティスエクササイズは無理のない範囲で様々なストレッチをしたり、関節を動かしますので少しずつ柔軟性も改善されていきます。